# スイスは遠い
ヨーロッパ病理学会に演題を出してみたので,まあ行く必要があるかと言われると本当は微妙なのだが,とりあえず行ってみた.
比較的直前寄りだったので,ちょうどよいチケットがなく,また途中寄りたいところもあったので,かなり変則的なチケットになった.
# 日本→ドバイ→チューリッヒ
会場はバーゼルであったのだが,バーゼルまで行くチケットは非常に高く,折衷案としてチューリッヒ行きのチケットとした.それでもだいぶ高いけど.直行便のチケットを買う裕福さもなく,ドバイ経由の安いチケットに.
ドバイまでの飛行機はほぼ満席であった.よくよく見てみると,ドバイまで行ってそこからヨーロッパ各地へと飛ぶフライトがあるように見えた.ハブ空港までまずはお客さんを一括で乗せてそこから各地へトランジットさせる感じ.日系の航空会社ではなかったが,機内ではマスクをするように乗客にアナウンスしていた.
ドバイについたのは夜中だが,プライオリティパスの使えるラウンジは激混みと言える位混んでいた.料理もカレー的なものとデザートでお世辞にもバラエティ豊富とは言えないが,あるだけ全然マシと言えよう.シャワーもあるが,きちんと記入して置かないといけない上に,適宜顔を出して自分の名前がどこらへんにあるのかをチェックしないといけない.慣れればなんともないがちょっと面倒.
あとドバイの物価は非常に高い.ちょっと計算してみたが空港価格とはいえ日本で買うものの 4-5 倍はする.どうせ機内食も出るだろうしとここは我慢.
チューリッヒについたときにちょっとしたトラブルがあった.ポスターの筒が行方不明.Baggage lost へ行き確認してもらい戻って待つ,来ない,また行くを二回くらい繰り返し違うレーンに置いてあったことが判明.そりゃわからんわ.
# チューリッヒ→バーゼル
チューリッヒについてから電車でバーゼルに向かう.大体 1 時間くらい.チケットは結局 SBB mobile で買うのが便利だということがわかった.バーゼルに宿泊する場合は BaselCard というものが配られ,市内の交通機関は無料で使える.チェックイン前でも有効のようで,バーゼル駅までのチケットを買えばあとは宿泊者である旨を証明できれば ticket control のときも問題ないようだ.結局色々考えたがチケットは SBB mobile で購入した.意外と簡単であった(安くはなかったけど).
これは有名な話だが,スイスでは改札がないので,基本的にチケットを持っていれば十分.一度 ticket control があったが,スマホの QR コードを提示しそれをスキャンし終わりという感じ.一応正規で購入しているため問題はないはずなのだが,こういう違いは結構気になってしまう.多分一度やれば問題ないかと.
チューリッヒもバーゼルもみんなだいたい英語を話せるので問題ないが,電車内の掲示がドイツ語のみのものも多く,何書いてあるのかよくわからないという現象がしばしば起こる.重要な掲示は英語,ドイツ語,フランス語,イタリア語で書いており,実質は特に問題ない.
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