# コロナ禍での観光案内
先日,学会関連で来日した外国人の先生の観光案内をしていたところ.結論としては楽しんでもらえたようでよかったと一安心しているところ.ただ,反省点や疑問点も多々あったところ.
予め言っておくと,当然 1 対 1 ではなく,サポートしてくれる人が複数いる中での話.多分一人だと話が持たなかったと思う.
# 不干渉か過干渉か
外国人の日本の観光で何を望んでいるのかは多分人によって相当異なっているのだろうと思っている.これまで見聞きした範囲では一人で自由に活動したいから接触は極力しないでほしいという人から,今回みたいに「全てお任せ」というパターンまで.お任せと言われて嫌な顔をされることはないのだろうけれども,意外と難しい.
そして注意深く観察するとお任せと言いつつも,こういうことがやりたいとかこういうのを見たいとかが言葉の端々から出てくるので,そういうのを丁寧に拾いつつ,スケジュールと併せて最大限の体験を提供できる様に務めることになる.
ただ,いわゆる「日本的なもの」は多くの人が食いつくようなので,そういう日本的なものは確実に含めつつ,あとはプラスアルファで状況を見ながらということになる.
# 猛暑の中の観光
正直言うと今は時期が悪い.あまりにも暑すぎて外を出るのは若干命がけ.こまめに涼しいところへと思っていても,寒暖の差で体調を崩しやすい.
かといって中の activity は限られるし,室内だけでは日本を観光したかと言われるとどうかなという印象を持つ.
# 普通を見てもらうこと
案内をする時に個人的に心がけているのはなるべく普段を見てもらうようにすること.いわゆる昔の古き良き?日本の面影が分かるところだけではなく,現代のモダンな側面を見てもらえるようにすること.
そしてこういう形で来る外国人にはすでに高級料理店に連れて行かれていることが多いので,その反動で,格安ないわゆる日本のファーストフード(ラーメン,うどん,牛丼等)や,あとは世界的なファーストフードチェーンに連れて行ってみる.前者はいわゆる普通の日本として知ってもらうのに好都合だし,後者は自国のメニューと比較するのも面白い.あのマクドナルドを含め,ほぼ必ずファーストフードチェーンはローカライズしているので,自国のメニューがあるとかこんなメニューは見たことないとかそういう発見も面白い.
そして普通をきちんと説明できるようにしているとおそらく受けが良いと思っている.
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