2019年9月11日水曜日

女医問題について

# 女医の敵は女医?

今学会中で他の病院の先生と話す機会があった。その時にふと東京医大の女子医学生の差別問題に波及した。

その時に話をした人が二人とも女医ではあったが、その二人は結論的には女医の問題は仕方ないという、まぁ東京医大の対応を肯定するような発言だった。

能力があるとかないとかの問題はさておき、その女医は二人とも診療科長の立場であったため、その立場でものを語ろうとした時には、男女の立場関係なく仕事をうまく回せるか、ということに意識を注ぐことになるのだろう。

結局途中で出産なり子育てなりで離脱することになり、フルで働ける人は少なくて、結局微妙な立ち位置で、悪く言えば楽なポジションで安住してしまう。それは他の出産、子育てをしない女医や男性医師からはあまり快く思われない。

# 子育てを隠れ蓑にしすぎている印象も

結婚していても、出産、子育てがない場合は基本的な条件は男性医師とは変わらない、はず。という考えが正しいとすれば、結婚しているからということでよくわからない配慮をされている女医がいるのもあまり解せないところはたまにある。

少なくとも賃金においては男女差別はないのと、時間外は出ないことが多いことを考えれば、いわゆる逆差別とも言える。

さらに子育てに必要だからと言っても、ちょっと配慮しすぎなのではないか?という印象も拭えない。そして一番の問題は配慮を文章化していることが少なくて、なにをどこまで、というのが本人の主張や上司の理解の程度に強く依存していること。ルールがなければ議論や比較も交渉もしにくい。

# 結局は見た目の人員よりも戦力がダウンするということ

それをどのように理解し実践するかということに他ならない。




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