2024年6月6日木曜日

病理診断のスタンスの変化

 # 仕事終わりの 22:30

バドミントンが終わって,仕事の(病院業務ではない)メールを返し終えて,ガストで一息つきながら,臨床細胞学会に行こうか行くまいか悩み中のところ.もう前日まで差し掛かっているのにね.

病理診断の専攻医の先生たちにそこそこ読んでもらっているようだが,最近は病理診断自体に対して興味が尽きたのか?笑あまりネタとして投稿することは少ない.専攻医の先生たちとの interaction を通してブログや記事のネタを書いていたというのもあって,今は専攻医の先生の指導から離れており,それも記事を更新するというモチベーションが少なくなった理由かもしれない.

# 病理診断のトレンドの変化

病理診断にもトレンドの変化はある.自分は卒後 15 年以上経ってしまった.未だにわからないことや誤診をすることもちょこちょこあり,良く言えば進歩なのかもしれないが,15 年もやってそれかよ,と言われそうで怖い.さすがに他の診療科に転科する気力はないので今の状況で定年まで惰性で続けるしかないのだが.

さて,前置きが長くなったが,病理診断のトレンドの変化について概説してみようかしらね.

  • 「病理解剖→手術材料診断→生検診断」
  • 「免疫染色,FISH, PCR → CDx → CGP, methylation profile etc」
  • 「3 段階分類 → 2 段階分類」
  • 「良悪性 → 境界悪性・リスク分類」
  • 「形態ベースの疾患単位 → 遺伝子変異ベースの疾患単位」
書こうと思ったけど,手も疲れて眠くなってきたので,とりあえずトピックだけ書いておこう.他にあるかしらね.病理診断が進化するのはしょうがないというかそういうもんなんだけど,自分がいつまで追いついけるのかだんだん自信がなくなってくるよね.






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